全国学習塾の総合ガイド

勉強に対するネガティブなイメージを払拭

植野の場合は、遊んだり着飾ったりするためではなく、学費や生活費を稼ぐ必要があった。ありきたりの学生アルバイト程度の収入ではやっていけない。そこで植野が始めたのが高校受験のための学習塾たった。その頃、植野の家の近くに、お寺が経営する幼稚園があった。植野はお寺の住職に頼み込んで、夕方、幼稚園の部屋を教室として使わせてもらうことにした。生徒のなかには勉強嫌いで、小学校の頃から学校の授業についていけなかった生徒がいた。野球に夢中でまったく勉強しない生徒もいた。そういう生徒たちには、それこそかけ算の九九から始めさせた。数学がどれほど苦手な生徒でも、中学3年生ともなればさすがに九九の計算くらいはできる。彼らが正解すると、植野は思いっきり誉めた。「100点満点だよ、スゴいじゃないか」生徒は少し照れたような、怒ったような顔で言い返した。「全然、スゴくないよ。九九だもの。あたりまえじゃない」「あたりまえじゃないよ、前はできなかったんだから。今はできるようになった。だから、スゴい」そんなふうにして、小学2年生が終わったら3年生、3年生が終わったら4年生というように、無理なく着実に遅れを取り戻していった。一方、「できる生徒」には、どんどんむずかしい課題を与えた。「スゴいねえ。これも100点じゃないか。だったら、こんなのもできるかもしれない。ちょっとむずかしいかもしれないけれど、今度はこっちをやってごらん」誉められた生徒は、やはりうれしそうに、次々とむずかしい問題に挑戦していく。その結果、「できる子」も「できない子」も成績はうなぎ上り。なんと全員が第一志望の高校に合格した。そして、植野塾は近所でたいへんな評判となった。もう、おわかりだろう。このとき植野がとった手法が、現在の四谷学院の「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」の土台となっている。勉強はつらいものだと思われがちだが、植野はそんなイメージも払拭したかった。

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私大入試志望者向け「パイロット学習室」

参加前は「耐えられるかどうか」心配していたが、参加後は「やればできるという自信につながった」というのである。とくに現役生の場合は、「これまでの遅れを取り戻せた」と答えた人が多い。考えてみれば当然だろう。4泊5日、ぶっ続けで勉強すれば、通常授業の1学期分に相当するくらいの内容をこなせる。しかも、1週間に1度ずつ、ぽつんぽつんと授業を受けるよりはるかに知識の定着がいいのだ。なかなか集中して勉強する時間を確保できない現役生にとっては貴重な機会となる。同じ意味で、冬休みも勝負のときである。この時期、四谷学院では元旦を返上した「お正月特訓」が行われるが、とくに私大志望者には「パイロット学習室」が好評だ。これは、生徒それぞれが担任の作成したスケジュールにしたがって、実際の入試とほとんど同じ雰囲気、同じ時間割で志望校の過去問に挑戦する。現実の大学入試を体験したことのない現役生にとっては、これまた得難い体験と言えるだろう。「学校で物理を勉強しなかった」生徒が東大理1に現役合格できた理由現役で東京大学理科1類に合格した土谷秀一郎くんは、神奈川県内の県立文系高校の出身である。その高校で理系をめざす生徒は5人だけ。しかも、3人は指定校推薦が決まっていたため、理系で受験する生徒は2人だけだった。「成績は真ん中くらいでした。学校では物理を勉強したことがなかったし、化学も不安。理系志望の僕としては、受験を考えるととても心配でした。だから、理系にとって大切な物理や化学をゼロからていねいに教えてくれる予備校を探して、高2のとき四谷学院の横浜校に入学しました」四谷学院には、理科と数学を基本から学びたい生徒のための単科ゼミ「ゼロから」シリーズがある。まずは、最新の受験生の声が満載の大学入試合格体験談が見れる以下のサイトを参考にするとよいでしょう。